源氏物語の中の出会い

更新日:2016.02.12.

源氏物語の中の出会い源氏物語は、学生時代の古典の授業で、ほとんどの人が一度は勉強します。
その内容というかあらすじをひとことでいうなら、光源氏の恋物語です。
光源氏がさまざまな女性と出会い、恋を実らせるためにさまざまなドラマを繰り広げる、といった内容が源氏物語の簡単なあらすじでしょう。
歴史上のさまざまな話には、出会いを取り上げたものがいくつかあります。

現代のラブロマンスのように語られたものは少ないようですが、その中でも源氏物語は、細かい話は知らなくても、日本人であればだれもが知っている古典のラブロマンスでしょう。
源氏物語を読みすすめていると、宮中でも生活の様子が書かれていたりと、この物語が書かれた時代背景がわかるようになっています。
さらに、現代ではうらやましいと思う男性もいるかもしれませんが、貴族の間での結婚とは、現代のように女性が男性のところに嫁ぐのではなく、男性が女性宅に通う通い婚でした。
そのため、女性は男性を受け入れるためには自宅が立派なものではなければいけなかったので、後ろ盾、いわゆる貴族としてお金持ちの家でなければいけなかったようです。

お金持ちでなければいけなかったことは、貴族という家に生まれたので、ある意味仕方のないことかもしれませんが、通い婚ということは、その時代の女性はどのように捕らえていたのでしょうか。
現代のように女性が社会進出しているわけではありませんから、それが当たり前だと思われていたのでしょう。

しかし、現代の女性からすると、寂しいことではないでしょうか。
結婚とは、好きな男性と寝食をともにする家族となることです。
現代では別居夫婦でも上手くいっている夫婦もいるようですが、やはり結婚とは、一緒に生活して、楽しいことも辛いこともいろいろなことを共に共有して生きていくものではないでしょうか。
しかし、通い婚とは現代的な結婚の形ではないか、という考え方もあります。
いつも一緒にいないので、常に新鮮な状態でいられるのではないかと思われるからです。