逆援助交際には要注意

更新日:2015.12.14.

逆援助交際には要注意インターネットを覗いていると、出会い系サイトに混じって逆援助交際の男性募集のようなサイト広告を見る事があります。
例えば、裕福な奥様や事業で成功された女性社長等が男性との割り切った大人の交際を希望していて、報酬として高額の謝礼を差し上げると言うものです。
金額はたった一度大人の付き合いをするだけで、数十万円から数百万円単位の報酬になるとサイト広告に記載されています。
更に高額の逆援助交際になると「お相手の女性が社会的にセレブの方なので、男性会員も一流会社員か個人経営者、医師か弁護士限定です。
男性会員には、デートの前に本人確認の書類の提出をお願いします。」等の規則が定められているサイトもあると言われています。

これは、男性が女性を性交渉目的で金銭を提供する援助交際とは逆なので、逆援助交際と呼ばれているのです。
殆どの方はこのようなサイト広告を見てもアクセスしたり利用したりしないと思いますが、ネット上で無くならない状況を見ると全く利用者がいないとは言えないのかも知れません。
この逆援助交際サイトは一体どういう仕組みになっているのでしょうか?ある逆援助交際サイトの一例を挙げてみます。
まず、男性がこのような広告サイトを見て逆援助交際を希望する場合は最初にサイトにアクセスする事になります。
この最初にアクセスした段階では、入会金や会員登録料や会費は発生しないサイトが多いと言われています。
しかし、一応会員制になっていて、氏名や年齢、住所や勤務先を記入したメールを送ると登録アドレスに確認メールが返送されてきます。
ここには会員規則として「女性との連絡は必ずサイトを通したメールで行う事、女性の身分を詮索したりしない事、このサイトの利用に関して損害が発生してもサイト運営会社は一切責任を負わない事。」等が記載されています。
しばらくすると、サイトから「ある女性から貴方のプロフィールをみて逆援助交際を希望したい旨の連絡がありました。
この女性と連絡するならばサイトのメールボックスにアクセスして下さい。」との連絡メールが届きます。
男性はサイトに届いた女性からのメールを見ようとすると、女性からのメール受信は一回ごとに300円、男性から女性へのメール送信は一回350円が必要と表示されていたのです。
しかし、この男性は逆援助交際で多額の報酬が貰えると思っているのでメール料金を承諾して利用を開始します。

この女性は30代後半でエステティックサロンを経営している方で「プロフィールを見て是非貴方に会いたい。
報酬は一回200万円を考えている。」とメールに書かれてあったのです。
サイトの女性のプロフィールには女性の素敵な写真が掲示されていたそうです。
これ以降、しばらく女性と男性のメールでのやり取りが頻繁に続きますが、女性は多忙らしく中々会う機会を作れないとの事です。
なにせ、メール一回のやり取りで650円掛かり、一日に10回程度メール連絡をするので男性側には一週間でたちまち4万円を超すメール料金が発生してしまうのです。
一週間を過ぎた頃にサイトから「特別会員料金の期間が過ぎたので、新たに女性と連絡を取りたければ正規会員の入会金3万円とメール利用料金は今後倍額を請求します。」との連絡が届きます。
男性は最初の会員規約を改めて確認すると、確かに最初のメール料金は一週間までで以降は改めて入会金と正規料金が発生すると記載されていたそうです。
この時点で、男性はこのサイトから脱会する事も可能だったのですが、女性との逆援助交際で200万円を謝礼で貰える目論みと日々の女性とのメールのやり取りが楽しみになっていて会員継続を選択してしまったのです。
結果的に、メールのみでやり取りしていましたが二ヶ月後に女性は男性が気に入らないとの理由で一度も会わないままで脱会します。
もちろん女性はサクラとしか考えられません。
そればかりか、このサイト会社の男性スタッフが女性を装っていた可能性もあるのです。
男性は最初の一週間で4万円、以降の二ヶ月で70万円近くのメール利用料金と入会金の3万円の合計80万円近くを支払ってしまったのです。
このケースは法律的に処罰が難しいそうです。
常識的に考えて、有り得ない美味しい話には簡単に乗らないのが賢明と言えるでしょう。
出会い系サイトには、このような危険な落とし穴もあるのです。