できない・しない

更新日:2015.09.08.

できない・しない結婚したくても結婚できない男たちと、結婚しない女たちの構図の背景には何があるのでしょうか。

5年毎に行われる国勢調査で男女の人口比率が公表されますが、25~35歳の結婚適齢期の男性の人口は女性を上回っています。
もともと男性の方が出生比率は高いのですが、結婚適齢期の男性にとっては、結婚相手との出会いは女性より過酷になります。

さらに近年の社会の変化により、結婚適齢期の男性の収入が激減しているのです。
2000年から2010年の10年間で25~35歳の結婚適齢期の男性の年収の平均が40%も減少しています。

一方25~35歳の結婚適齢期の未婚女性の多くが、年収500~600万円以上の男性との出会いと結婚を望んでいます。
ところが25~35歳の結婚適齢期の男性で、年収が500~600万円以上の男性は10%以下です。

これでは結婚したくても結婚できない男性が増え、結婚したくても結婚しない女性が増えても仕方がないことかもしれません。
昔と違い将来への希望や、展望が見えない時代なのです。
これまでは会社が社員の生活を保証してくれていたのが、会社自体に余裕がなくなっています。
時代の変化に付いて行けず、円高や世界経済に翻弄される日本の姿が反映されています。

このままでは笑い事ではなく一度も結婚できない男性と、生涯結婚しない女性が溢れる世の中になるかもしれません。
男女の出会いのあり方と結婚の意味や意義を、もう一度考え直す時期かもしれません。