結婚しない女たち

更新日:2015.09.03.

結婚しない女たち1920年から始まった5年毎に行われる国勢調査で、2010年に発表された女性の生涯未婚率は9.7%でした。
生涯未婚率とは50歳になっても一度も結婚をしたことがない割合で、これは女性の10人に約1人が一生結婚しないで一生独身を貫くと考えられます。

この女性の生涯未婚率は1920年は1.8%でしたから、90年間で約5倍になっています。
男女の生涯未婚率も、1920年から1955年まではほぼ同率でした。
それが1960年ぐらいから1985年までは、女性が男性の生涯未婚率を上回っているのです。
それが1990年から2010年までの20年間は、男性の方が生涯未婚率は女性を上回っています。
男女の出会いが時代と共に変化していることが、この数字に現れているようです。

1990年は三菱地所がアメリカのロックフェラービルを買収したり、ゴッホの画が史上最高の125億円で落札された年です。
しかしこの年は、バブル経済が崩壊した年でもあるのです。

またこの年の流行語には、中年男性が好む赤ちょうちんや居酒屋で飲み、休日にはゴルフ場や競馬場で楽しみ、株で資産運用をする若い女性を「おやじギャル」と呼び、女性が都合のいい時だけ男を呼びつけ、車で送り迎えさせる足代わりの「アッシーくん」でした。

さらに海外へ新婚旅行に行き、成田空港で離婚をする「成田離婚」も、この年の流行語でした。
これは外国で英語が喋れなかったり、頼りない新郎を新婦が愛想を尽かし帰国した成田空港で離婚をする風潮を表しています。